Sugar Alleyの時もガイドラインを見ながらビクついて作品をアップロードしてたんですけど、ABDの場合はSugar Alleyの10倍、ガイドラインに対して怯えてる気がします(笑
これらの作品をお気に入りに入れてくれた人やコメントをくれた人のお国をチェックする、など・・・以前の創作活動では意識しなかったことを意識するようになって、自分は何故ここにたどり着いているのだろうか、、、と。。。笑
ABD、色々と整理してました。
どういう方向で画を描いていけば、なるべく少犠牲...で済むのか…という笑
この件に関しては本当にシビアなところなんですけど、苦情に屈してたらこの世で生まれたイスラームについての映画、書籍など存在しない…
現状、彼らのアート、コミックはそんなに無くて、あるとしたら風刺イラストとか…
また、Bakhit氏というヨルダンの起業家がアラブの若者に向けて対テロのコミックを制作していたりします。(その方のコミックを物凄く手に入れたく…笑)
で、自分の目的として、非人道的であるとされている彼らを”悪である”というところから一旦切り離し、単に一人の人間としてどのような体験をするのかを描いてみたい、というものがあります。
彼らの行動を描くのはあまり難しくないかもしれないです、基本行動がコーラン(現在読み中)に全て書かれているし、人によって曲解させることもできるので笑(組織的なコーランの解釈は存在するが、同時に人間的な解釈も存在できるので、ここで人間らしさを表現できる)
ただただ問題は、その解釈の出力で、不愉快さをなるべく抑えつつどのように描写するかっていう笑
そのために”シビアな図”を緩和させるようなモチーフを追加します。肩にいる天使とか、紫のアネモネがソレですね。
◆肩の天使はジブリールと想定しています。
イスラムにおいて人間と天使は同等な存在です。よってAbdが天使を崇めるようなことはありません。ジブリールはムハンマドとアッラーの仲介役です。ジブリールと会話ができるようになるということを、Abd自身は”ムハンマドに一歩近づいた”と解釈します。(ムハンマドの生き方はすべての人にとってお手本となっているため)
◆紫のアネモネについて、魔王魂さん制作の「ムラサキのアネモネ」という楽曲があるのですが、そこから影響受けてますね…笑
元々前からAbdと紫の花のイラストを描いていたんですけど、「ムラサキのアネモネ」の歌詞を聴いた時に、良いなと思い…紫のアネモネを固定させました笑 Abdを描くときに決まってこの曲を聴いてます笑
紫のアネモネの花言葉「あなたを信じて待つ」も、とてもいいです。
この花の存在で、Abdに女性を与えようと思いました。この女性が「妻」であるのか否か、そこは検討中です。Abdがそもそも、外国人か否か、自分の中ではっきりさせてないです。そこを決めると大分思想が変わりますからね…。
ざっくり、こんな感じに考えてますが、先ほどつぶやいたように、出力方法が難しいんですよね。
例えば、奴隷。戦利品。
「彼らの当たり前」としてこれらをしっかりと描写すると反感が飛ぶわけです。
だから、反感を買わずして描けない内容なので、それらを最小限に抑えるために表現力が必要になってくる…まあ、以上のことを大げさに書いてますけど、たかがアマチュアによる創作活動の悩みに過ぎないですからね笑
これをきっかけに自分自身がイスラム全体に興味を持てていることが嬉しいと思いながら描くのみです。
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