
ビットの設定、クサいんですよねえ…もう大幅に変えたい。
この作品、ビットの設定しっかりしないと成り立たんのです。ジーンはめちゃくちゃで良いので、ビットが土台にならなきゃならんのです。
まず、犯罪が嫌いということと社会貢献に精を尽くそうとする精神を持っているところは◎
問題は、後半部分で、
ビットはゲイじゃない方が良いんですよねえええ。
彼がゲイ要素を持つことでアメリカのマイノリティー問題を語れると思ったが、別にビットがその要素を持たなくてもジーンが同性愛者要素を担ってるなら別に良いんでねーの?っていう。
また、ビットがゲイだと都合が悪い、というのは前に語りましたがもう一度…。
もしもゲイなら、ジーンみたいな男性ホルモン少なさそうな男性を好きになるのかっていう話です。とっても都合悪い。
「美貌を活かす」っていうのも同じ。
ビットがもしもゲイであるならば、そんな感情って抱きにくいんです。
ビットは異性愛者。
だからジーンの美貌を壊したくない、なら分かる。
逆に、ジーンは同性愛者ですんなりと納得が行きます。恐らく、ビットのように男性性が溢れている男性が好きなんでしょう。でも今はそういうのに全く興味がないです、ヒエラルキーの頂点にシュガーが来てしまいましたから。
ジーンはマイノリティーの極みです。彼にとってアメリカは、社会は、別次元にあるといっても過言でないくらいに隔離された存在に成り下がってるんですよジーンは。
かわいそうです。
救ってあげたいと思うんです。
この社会で彼が立てるようにしてあげたいんです。
でもそれが正義の暴力に感じます。
ビットは そういうことです。
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